■小さなミッシェルふぁん 2003.9.5
ご存知の通り、雅魚とママはロックバンド『ミッシェル・ガン・エレファント』が大好き！ファンクラブより解散の手紙が届いた8月30日、日中に『青い春』（松田龍平主役の映画、テーマ曲はミッシェル）を2人で見ていたら、ミッシェルの曲が流れた途端（「赤毛のケリー」って曲でした）雅魚が自発的に画面を指差して「みっしぇる！みっしぇる！」とつぶやいているのです。そう、雅魚はミッシェルの曲とそうじゃない曲の区別がつくようになっていたのです。これからは親子で楽しめるなぁ、なんんて思っていた矢先に解散ですもの。最後のテレビ出演となったMステ、みなさん見られましたか？雅魚はこの時も、スティックを手にこんなに釘付けでミッシェルの演奏を楽しんでいたというのに…。さみしいな…。
Mステお楽しみ中。「みっしぇる」ってつぶやき聞こえるかな？
写真の上にカーソルを置くと、雅魚ちんが動きだします 
Thee Michelle Gun Elephantラストライブ（２００３．１０．１１）
行ってきました。解散についてどころか、いつもどおり何にも話さず、ただただロックンロールを洪水のように浴びせる最高のライブでした。チバのMCといっても、「よくきたね」「どっか行こうよ」「サンキュー」「バイバイ」。キュウちゃんが「ジェニーやっちゃおっかな？」、最後にアベさんが「あばよ」ウエノさんが「ありがとう」って言ったっけ。
昔の曲、いっぱいやったよ。本編のラストは「リリィ」だったし、「ブラックタンバリン」も「カルチャー」も「深く潜れ」もやったし、「I was walkin'&sleepin」も「ゲット・アップ・ルーシー」もやってくれた。新しいところでは、「エレクトリック・サーカス」「デッドマンズ・ギャラクシーデイズ」「ミッドナイト・クラクション・ベイビー」。サブリナ・ヘブンからは1曲もやらなかったね。2度のアンコールに応え、最後の曲はやっぱり「世界の終わり」でした。今までで一番切ない「世界の終わり」でした。私も泣いちゃったけど、メンバーの顔もすごかった。汗まみれだったけど、チバは泣いてたでしょう。ほかのメンバーもそれに近かった。アベさんは弦の切れたテレキャスをかき鳴らしながら、とっても悲しい鬼の顔をしてた。
なんの言い訳もしないのは、正解なのかも。身内にしかわからない複雑な感情や現状まで見せてくれなくていいし、芸能人とはいえそこまでさらけ出さなくていいよ。「こんなカッコいいバンドがいて、そして終わった」その事実だけでいいよ。
名曲をいっぱい残したよ。カッコいいバンドだったよ、とびっきり。
