■愛のワッペン 2003.12.5

 11月30日の朝日新聞でも取り上げられたこの黄色いワッペン。2003年春にこのワッペンが誕生してからというもの、雅魚の外出にはなくてはならないものとなっていきました。使い心地については、今年夏 明光企画メールマガジンに掲載された雅魚ママのコメント↓をどうぞ!

記者の使ってみた感想

 多動を伴う知的障害を持つ息子(5歳)に愛のワッペンをつけ、人混みに出かけてみた。意外にもワッペンに興味を示す人が多く、最初はその視線が少し恥ずかしかったが、電車の中で歩きまわるなど落ち着きのない行動をとる息子に向けられるいつもの冷たい視線が、ワッペンを見た途端みるみる優しい表情に変わっていくのがわかった。席を譲ってもらえたり、危ない場面でサポートしてもらえたり、障害児であることが周りにわかることでこんなにもやさしく接してもらえるんだと驚いた。この小さなワッペンのおかげで、外出の際に感じていた精神的な苦痛・体力的な負担が半減したように思う。

すぐにどっか行ってしまう雅魚。誰にでも「なあに?」と話しかけます。

 

 写真の上にカーソルを置くと、雅魚ちんが動きだします 

 

音楽療法サークルマーチ

マーチとの出会い

 2003年2月、江戸川区在住の療育園友だちから「うちの子が所属している知的障害児の音楽サークル(マーチ)の発表会のお知らせを葛西新聞に載せてほしい」との話がありました。それを受け、「おもしろそうなサークルなので、発表会告知も含めて取材させてください」と雅魚ママ。さっそくマーチの吉田先生に会いにいきました。吉田先生は、とにかく元気でエネルギッシュ!「この方は、何かやらかしてくれる人物だろう。これからも、目が離せない!」との印象を勝手に持ってしまった雅魚ママ(笑)。雅魚はマーチに所属しているわけではないのですが、同じ地域の障害児ママのグループとして、情報交換したり、精神的に助けてもらったりしております。

 

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