上野のスター・ウォーズ展 2004.6.16

 

 上野の国立科学博物館で3月20日〜6月20日まで開催の『スター・ウォーズ サイエンス&アート展』に行ってきました(学校は振替休日ですお休み)。 「スター・ウォーズの世界を現実にするにはどうすればいい?」そんな子どもたちの疑問を科学的に解説する構成で、実際に使われた映画の道具たちを展示。会場内は撮影禁止なので、中の様子はこちらでご覧下さい。http://www.starwarsmuseum-east.jp/exhibition/tour/tour_p03.html

 会場に入ると雅魚は大喜びで、ぴょこぴょこ跳ねながら行方不明に。しかし会場のあちこちで「うひっ!うきっ!」と叫び声が聞こえますから、どこにいるかすぐにわかります(笑)。2時間じっくり見学して、限定おみやげショップで『子供用 ダース・ベイダーのお面』を買って帰りました。そして感動のドラマはここから!腹が減りすぎた雅魚は、会場を出てから「れっとらん(レストラン)いく〜」と座りこんでしまいました。で、ママが困っていると、「雅魚くんだよね?ボクがおんぶしてあげる」と背中を差し出す小6くらいの少年。よく聞くと、同じ小学校のお兄ちゃんで、かもめ学級の掃除やなんかをしてくれている子らしい。まだ入学して2か月の雅魚のこと覚えてくれて、しかも人目も気にせずお世話する彼にただただびっくり!しているうちに駐車場まで、運んでくれちゃいました。障害児学級とはいえ、雅魚はたくさんのお友達に交わりながら、楽しく学校生活送ってるんだ……。雅魚のおかげで、またひとつきれいで素敵なものを見ぃちゃった!そんな気分。お兄ちゃんありがとね!

博物館入り口→お兄ちゃんにおんぶ→ちっちゃいダース・ベイダー

 写真の上にカーソルを置くと、雅魚ちんが動きだします 

 

《雅魚ママの感想》

 私スターウォーズめちゃくちゃ好きなんです〜。いやぁ、この展覧会は素晴らしかった!こういうミーハーなものと科学の学習をつなげるという観点も素晴らしい。生きてる間に、本物のセットをこの目で見れるなんて思ってなかったですからね。旧3部作、EPT・Uで実際に使われた道具や衣装が、ずらりと並んでいるんですよ。信じられます?個人的にはハン・ソロの冷凍カーボンと、ダース・ベイダーのマスク&衣装に感動しました。愛しのルーク(衣装とマネキンだけの来日。残念)は、画面では小柄に見えるけど、日本人男子の平均より背が高かったですし、チューバッカはデカすぎでした(笑)。ドロイドやマシーン関係も、実はよく見ると金属でできた部分は少なく、木やプラスティックにペンキ塗っただけの素朴な質感。でも、撮影技術や人力の苦労が加わると、ああいう映像ができてしまう。また感動。。。

 スターウォーズがなぜ好きかというと、ストーリーやキャラクターの魅力ももちろん、登場するもののデザイン性が高いから。C3POにヨーダ、イォーク、デス・スター、ヌビアン、ポッドレーサー、そしてダースベイダーやボバ、トルゥパ−たちのヘルメット。どのデザインをとっても素晴らしい。実際、来場者のほとんどが(平日だったこともあるが)、映像や建築、服飾などなんらかのデザイン関係者だったと感じました。真剣な眼差しのクリエイターだらけ。なんせ映画の小道具で展覧会ができてしまうのですから、すべての道具が芸術の域なのです。「子どもたちが未来の科学に憧れ、その夢を膨らませてあげたい」こんな思いで本物の逸材たちを提供してくたジョージ・ルーカス、日本の博物館関係者に感謝!

7月には福島でも開催されるよ!http://mail.fukushima-tv.co.jp/sw/

 

 ちなみに雅魚は、圧倒的にダース・ベイダー大好き派で、ジャバやワトーなど悪者エイリアンもお気に入り。好きなシーンは、EPXおんぶヨーダ、EPYの森の中のチェイス、戦うイォーク、EPTのポッドレース、EPU戦うヨーダなどなどです。最近では、お散歩のときにママがスターウォーズのテーマを口ずさんでいると、雅魚はさらに大きな声でダース・ベイダーのテーマを歌ってきます(笑)。ムカつきます(笑)。

 

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