■バイバイ芥せんせい 2004.6.30

 

 雅魚のメインホスピタル虎の門病院の主治医・芥直子先生が6月いっぱいで転院されるということで、学校帰りの雅魚と駆けつけてきました。約3年間のお付き合いでしたが、フレンドリーで病気以外での雅魚のこと(趣味とか発達とか)をそれはそれはよく見つめ見守っていてくれたドクターです。芥先生がみっちり治療してくれたおかげで、毎日朝晩欠かせなかった吸入もほとんどしなくてよくなり、毎月のように入院していたというのにこの一年は入院すらしていません。雅魚の体をこんなに丈夫にし、まるで任務を果たしたかのように転院されるんですもの。雅魚は東京のいろんな大病院の小児科のお世話になっていましたから、都会の小児科のドクターの入れ替わりの激しさはよく知っています。さみしいけどしょうがない・・・。千葉県野田市の病院に移られる芥先生、今度はどんなおもろい子供たちに出会えるかな?先生がんばれ!

 【ちょっと近況】雅魚が保育園に入園希望を出すときも、「健常児の中で過すことに問題はなく、むしろ発達に良い影響を与えると思われる」という内容の意見書を書いて入園を後押ししてくださった芥先生。その通り、保育園ではたくさんのお友達と不思議な友情(お世話されてるだけのように見えて、なぜかお友達が寄ってきて不思議なコミュニケーションでしゃべってる)をたくさん築けました。そして、小学校に入学して3ヶ月、アンビリーバボーなことが毎日のように起こるようになりました・・・。上野のお兄ちゃんにおんぶ事件にはじまり、学校の下駄箱では「よぉ雅魚!」「雅魚くん、おはよう」と授業では接する機会のないはずの普通クラスのいろんな子供たちが雅魚に声をかけたり、ハグしたり。家の近所を歩いていると、「雅魚くんクッキー食べる?」と手作りクッキーを差し出す見ず知らずの女の子に遭遇したり、地域の祭では「雅魚くん、ちょっと見ないうちに大きくなったね」とどう見ても雅魚より学年の小さな丸坊主の女の子(!?)に声かけられるし。今朝、学校の正門近くで「あ、雅魚くん!」と笑顔で寄ってくる普通級一年生の男の子。たまたま一緒にいたお母さんが「あなたが雅魚くんね。この子いつも、”雅魚くんかわいいんだよ”っておうちで話してくれるんですよ」とのこと。一緒の教室で勉強してるわけじゃないのに、雅魚はほとんどしゃべれないのに、あんたたちいったいどうやって仲良くなってんの?親の知らないところで、なんだか不思議なコミュニケーションを広げている我が子に、不思議なパワーを感じる今日この頃。雅魚は毎日、とびきりのいい顔して学校&学童行ってます!幸せだぁ〜。

花束をブンブン振り回しながら主治医に渡す患者さん

 写真の上にカーソルを置くと、雅魚ちんが動きだします 

 

 

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